市井紗耶香with中澤裕子『FOLK SONGS』

 

 

 

 


M1.この広い野原いっぱい (森山良子)
 Vocal:市井紗耶香 Chorus:中澤裕子

コーラス参加:飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、後藤真希

 

80’sアレンジの開放的かつ軽快なアレンジで聴かせてくれます。市井ちゃんの声とのマッチングもよく一発目にしたのは大正解。

 

娘。コーラス隊は各自聴き取れる程聴こえてきません。もっと大々的にフィーチャーすればイイのに。


M2.恋人もいないのに (シモンズ)
 Vocal:市井紗耶香&中澤裕子

 

Musixでも歌われた曲ですが姐さんとの声のマッチングがイマイチ。姐さんは高音ハモリ頑張ってますがこればかりはどうしょうもない。


M3.秋でもないのに (本田路津子)
 Vocal:中澤裕子 Chorus:市井紗耶香

コーラス参加:飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、後藤真希

 

この曲は姐さんのか細い声質に合ってます。市井ちゃんはコーラスでもいい感じを出してますね。というか市井ちゃん前面・姐さん後方支援だとどうも具合が悪いのですが。

 

この曲もコーラスは気持ち程度の参加ですね。


M4.あの日にかえりたい (荒井由実)
 Vocal:市井紗耶香

 

これは意外とハマってます。本家ユーミンよりも変なアクがないのですんなりとメロディに入っていけます。本作のベストトラック。


M5.待つわ (あみん)
 Vocal:市井紗耶香&中澤裕子

 

これは可も無く不可も無く。ただアレンジが平坦なので盛り上がるべきサビでさほど盛り上がらないのが残念な出来。


M6.花と小父さん (伊藤きよ子)
 Vocal:市井紗耶香 Harmony Vocal:杉田二郎

 

まず「生きる化石」杉田ジジィは逝ってよし!という事で。

ぜんぜん歌えてねーじゃん。はっきりいって耳障りだ〜デュエットした意味がまったくありません。堀内孝雄とかのほうがまだ良かったかもですね。


M7.
ふるさと (モーニング娘。)

Vocal:市井紗耶香&中澤裕子

 

まずオリジナルのなっちの歌と比較されてしまうのは仕方ないのですがこの曲でのなっちの歌はつんくのプロデュース手腕を褒めちぎりたいくらい凄い歌を吹き込んだと思われる出来なのでオリジナルに軍配が挙がります。

 

コレは姐さん抜きで市井ちゃんソロの方が良かったんじゃないかな。だけどやっぱり田舎者ではない市井ちゃんなので曲のシチュエーションにイマイチ感情移入できなかったというべきかな。


M8.かもめはかもめ (研ナオコ/中島みゆき)

 Vocal:中澤裕子

 

姐さんの淡白な歌がこの曲の良さを殺しているような。まぁ市井ちゃんが歌うにはまだ早過ぎだと思いますが。

 

M9.在る日突然 (トワ・エ・モア)
 Vocal:市井紗耶香&ばんばひろふみ

 

ばんばひろふみは下手ではないのだけどこんなオッサン使わんでもと思ったりします。ラブソングなんだからつんくが歌うとかすればもっとよくなったと思います。


M10.秋止符 (横山みゆき/アリス)
 Vocal:市井紗耶香&中澤裕子 Harmony Vocal:堀内孝雄

 

この曲も市井ちゃんに合ってないような。姐さんとベーヤンだけでよかったよ。


M11.なごり雪 (イルカ/伊勢正三)
 Vocal:市井紗耶香

 

この曲が持つ切なさを上手く表現出来ていると思われます。あんまし声を張らずに気持ちの高揚を歌いきったのは見事。

 

SPAのコラムで中森明夫が激寒いコラムを書いておりましたが「春がきて君は綺麗になった」→市井ちゃんではなくて彼女は脱退前から綺麗だったのです。それをヒサブリに見たからといって「キレイになったねぇ〜」なんて抜かすのは愚の骨頂。とっとと氏んでください。


M12.時には母のない子のように (カルメン・マキ)
 Vocal:中澤裕子

 

オリジナルのカルメン・マキの情念というか暗さを表現するまでには至らなかったワケで。まぁ時代も違うしイイですけれど。


M13.あ〜よかった (花*花)
 Vocal:市井紗耶香&中澤裕子

 

顔面偏差値ではオリジナルを遥かに凌駕してますが、ふたりの声質って割と暗めなので歌に関してはなんかポジティヴさが出てませんね。かつてなっちと矢口がMusixで披露してくれた底抜けに明るいヴァージョンの方が秀逸な出来だったのでこれはイマイチかな。


M14.白い色は恋人の色 (ベッツィ&クリス)
 Vocal:市井紗耶香&中澤裕子

 

オリジナルの超ハイトーンハモリは無理だったか。この曲の持つ透明感がうまく表現されてないので平坦に聴こえますね。


M15.サルビアの花 (早川義夫/もとまろ)
 Vocal:市井紗耶香

 

個人的に好きな曲なので一番期待してました。この曲の怨み節をさらっと歌い流してますがわりとフィーリングは掴んでいる感じですね。「いちごま」のシチュエーションで聴くと楽しめますよ(笑

 

オリジナルが気になった人は早川義夫のソロアルバム「かっこいいことはなんでかっこ悪いんだろう」を聴いて下さい。世界観が変わるほどの名盤ですよ。間違ってもオバサンコーラス隊みたいなもとまろを聴いてはいけません。

 


M16.翼をください (赤い鳥)
 Vocal:市井紗耶香&中澤裕子
コーラス参加:杉田二郎、堀内孝雄、ばんばひろふみ
 飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、後藤真希

 

ライヴの最後に絶対演るであろう的なロック・アンセム的な大仰なアレンジ。ポジティヴにメッセージを歌い上げてエンディングです。


かつての仲間たちのコーラス参加はレベル抑え目なのであまり目立ちませんね。

 

 

 

<感 想>

 

 

 

まず思ったのは娘。卒業後空白の1年半は決して無駄では無かったと言えます。

娘。在籍時は下から数えた方が早かった歌唱力だった彼女の成長ぶりをひしひしと感じました。それは単にボイトレに通うとかそんなモノではなくて「普通の10代の青春」を謳歌したことで彼女なりにいろいろ吸収できた事が功を奏しているようです。

 

しかしFFA(Folk Friendship Association)協力商品ってなんやねん!さんざん書いてきましたがZetima所属のロートルタレント(作詞作曲者であるかつてのフォークシンガー含む)達の救済企画なのがミエミエでかなり萎えます。まぁUFAの前身がフォーク歌手たちの寄り合いだったらしいのですが、そんな事は市井ヲタ/モーヲタ的にはどうでもいいので。

 

市井ちゃんがフォーク好きで本気でリスペクトしたいというならイイですがそうじゃないしね。かつてのちょこLOVEで見せてくれた明るい市井ちゃんとはまた違う翳りのある面を知ることが出来たのはまぁイイとしても

 

とりあえず彷徨える市井ヲタもようやく報われたというべきか。これを聴いたからといってヲタを辞める輩は出て来ないでしょう。私はもっと市井ちゃんが好きになりました。来春デビューのたいせーとのユニットもまだ不安が残りますが、そこで彼女自身本当に表現したい事をたいせーが上手く引き出せるかが鍵ですが本作のような企画モノでもそこそこの歌を聴かせてくれたのでガッカリはしないと思われます。

 

いや〜本当に待ってた甲斐がありました。かなりイタイですが「生きてて良かった」とマジで思いましたよ。(バカまるだし)

 

 

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